「神様に恋をしてた頃は こんな別れが来るとは思ってなかったよ」
朝、突然来たメールに溢れる涙が止められなかった。
わたしが憧れて憧れて、ずっと遠い存在だと思っていた人。
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ある日のライブ終わりの打ち上げの焼き肉屋さんで、綺麗な長い髪の細身の男性が緊張気味に座っていて、大して気にしていなかったその人が憧れの人だと知って天にも昇る気持ちで声をかけた。
腰が低くて、両手で握手してくださった。
それからもあちこちでお会いして、その度に向こうからお声掛けてくださって。
わたしは本当に好きな人には全く声を掛けられないので、すごくすごく嬉しかった。
彼のたくさんある話はわたしたちの中にそっと置いておくよ。
さよなら、さよなら。
大好きでした。